林家染二のプロフィール
- 本名
- 吉田 忠史(よしだただし)
- 生年月日
- 1961年 9月 17日
- 出身地
- 大阪府大阪市平野区
- 最終学歴
- 龍谷大学 法学部 卒業
- 役職
- 株式会社SOMEJI代表取締役 公益社団法人上方落語協会会員
芸歴
- 1984年9月
- 林家染二(現四代目染丸)に入門、芸名「染吉」
- 1985年7月
- 林家一門勉強会「林染会」にて初舞台
- 1997年10月
- 三代目林家染二を襲名
受賞歴
- 1991年
- 上岡演劇祭(上岡龍太郎氏主宰)「源吉と玉三郎」主演 敢闘賞
- 1993年
- NHK新人演芸大賞 優秀賞
- 1996年
- 大阪文化祭賞 奨励賞
- 1998年
- 第53回文化庁芸術祭演芸部門 優秀賞
- 1999年
- 龍谷奨励賞(龍谷大学校友会)
- 2004年
- 第33回上方お笑い大賞 最優秀技能賞
- 同年
- 第59回文化庁芸術祭演芸部門 優秀賞
- 2005年
- 大阪文化祭賞
- 2008年
- 第2回天満天神繁昌亭大賞
- 2020年
- 第75回文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞
ご紹介
林家染二は、1984年に四代目染丸(当時染二)に入門。1997年三代目林家染二を襲名し、林家染丸一門の総領弟子として上方林家を担う立場にあります。
染二の落語は、滑稽噺・芝居噺・人情噺など幅広くパワフルな高座でありながら、そのどれもが人への優しさと温もりにあふれ、1998年度文化庁芸術祭では、新人賞を飛び越え、上方落語界において最短の芸歴で優秀賞を受賞し、2004年には上方落語界で初となる二度目の文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2008年には第二回天満天神繁昌亭大賞を受賞し、上方落語の定席天満天神繁昌亭のトリを勤められる落語家として認められる。2020年には文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞し、上方落語を担う正統派として高い評価を受けている。
また1998年「三代目市川猿之助歌舞伎ワークショップ」に参加。猿之助賞受賞。1998年度文化庁芸術祭最優秀賞受賞により、1999年龍谷奨励賞(龍谷大学校友会)受賞。日航名人会海外公演では、19カ国30都市を巡演。
教育活動においては、2012年から落語家で初めて京都大学で年に1度登壇(※一般教養「宇宙総合学」全学部1・2回生対象を担当)。特別講義では、龍谷大学、大阪電気通信大学・京都芸術大学・大阪成蹊大学へ出講。またコミュニケーション、消費者問題、福祉、教育、男女共同参画社会などをテーマに幅広く講演を行っている。